学校の帰りに、何故か彬の家に寄らされて… 今、俺の目の前にその女がいる。 「いらっしゃい、涼くん」 「お邪魔してます」 「ゆっくりしてってね?」 「美冬ちゃん、ご飯食べてくでしょ?」 「あっはい!!」 ケーキと飲み物を出して、 彬の母親は部屋を去って行った。 ―――――――――そうだ、コイツ。 俺は女の顔をマジマジと見つめ…