はぁ? コイツボケてんのか? まさか…ワザと?? 「星月学園」 女はビクッとする。 「旧図書室」 俺がヒントでも出すかのように口にすると、女は俺の顔を見上げて来た。 「えっ!?……もしか……して?」 女は背伸びして、俺の顔に近づいて来た。 すると―――――。 「あっ!?もしかして、生徒会室からの?」 女は思い出した様子。 はぁ…。やっと思い出したか。