俺様の運命の女神



「あ―――、入口?隣りの生徒会室。」

「生徒会室?」


女が更に不思議そうに聞きてくる。


「こことドアで繋がってるんだ。ヒミツな?」


俺は彬の真似をして…

右手人差し指を口元にあてて、軽くウインクした。


「えっ!?どこですか?どこのドア?」


!?!?!?

この女、スルーしやがった。

俺がウインクしてやったのに……。

ワザと無視したのか?

それとも気づいて無いのか?

あ゛―――分かんねぇ。