「彬、悪いな?お前も巻き込んで…」
「いや、逆に助かるよ。なぁ、親父?」
「ん、私もどうしようか悩みあぐねていたからな」
「いいのか?徹志…」
「あぁ、俺は構わん。返って清々するくらいだ」
「それならいいが…」
少しホッとした感じの親父と理事長。
「親父、本当に大丈夫なの?学園的には?」
「大丈夫だろ。公立ならともかく、うちは私立だし。それにお前の為でもあるからな」
「親父…」
何だか彬も納得してくれた様子で。
俺達は今日、新たな一歩を踏み出す。
「それじゃあ、そろそろ時間だ。諒くんはうちの車で」
「すみません」
親父は会社へ。
俺と彬は理事長と共に星月学園へ。



