爽やかな笑顔で…
「これで安心出来るだろ?」
「……あぁ、サンキュ」
「おぅ」
彬のお陰で大分胸のつかえが取れた気がした。
放課後――――
帰宅した俺は、夕食を持って風果の家へ。
母さんに『身体に良いというモノ』を沢山持たされて。
アパートのチャイムを鳴らすが応答は無い。
……もしかして、また痛み出して
そこら辺で蹲ってるとか?
俺は気になってアパートを後にした。
学園からの帰り道を逆走して。
どこにもいない……行き違いになったか?
俺は再び、彼女のアパートへ戻ろうとした
その時――――、
メニュー