「あ、美冬?今日は夕方からピアノだったよな?……ん…」
彬は美冬に電話を掛けているようだ。
そして、電話を切った彬が、
「美冬も合流で4人で遊ぼうか?」
「「 へ? 」」
彬がいうには、俺と風果がゆっくり出来る所があるという。
それから待つ事30分。
食糧を調達して来た美冬と合流し
美冬の家の馬鹿デカい車で出掛ける事に。
着いた先は……。
「「 えっ?! 」」
「日曜だし、俺……親父に鍵貸して貰ったから。今日はゆっくり好きなだけ使って良いよ~」
「キャァ~彬ぁ~映画!!映画観よう~」
何故かテンションの高い2人。
まぁ、いつもの事か…。
俺らが着いた先は『星月学園』
俺らが通う学校だった。



