俺様の運命の女神



「どうするか…どこ行きたい?まだ時間も早いし…」

「そ、そうですね////」

「ん?お前、顔が赤いぞ?熱でもあるのか?」

「えっ?!あっ…いえ…だ、大丈夫です////」

「そうか?」


俺はそっと彼女のおでこに手をかざした。

彼女はギュッと目を瞑って…。


少し熱っぽいか?

具合が悪そうな感じはしないけど…。


まだ10時前だし、彼女を連れて…

街中をフラフラするのも危険だし…。


あっ!!

あそこへ行くか…?!


「風果、行くぞ?」

「えっ?あっ、はい」


俺はさり気なく彼女の手を掴んで、歩き出した。