俺様の運命の女神



優しく尋ねてるつもりだが、

顔の表情はかなりキテる。


ヤバい……嫉妬心丸出しだ。


けれど、嫉妬を覚えたのもコレが初めてで、

当然、この状況を抑える方法なんて俺は知らない。


自覚はしているが、どうにもならない。

形相を和らげることが出来ないまま彼女を見続ける。


彼女はそんな俺を見上げ…


「えっと……えっと……」

「………」


ヤバい……無言で威圧してる。


「こ、この間…先輩に相談した……彼です」

「んっ!?」


相談?………いつ?

恋の相談なんて俺、受けてねぇぞ?


………はっ!?

もしや………?!