彬の家に到着すると、既に美冬が来ていた。
「じゃあ、姫を迎えに行きますか!?」
俺たちは美冬の家の車で彼女を迎えに。
美冬のバカ親父が用意した無駄にデカいリムジン。
バカ娘の親だけあって、親父も相当イカれてる。
待ち合わせ場所は市民公園の入口。
ポツンと女の子が1人立っていた。
ん??……もしかしてアイツか?
いつもの学校スタイル(髪を1つに束ね縁無し眼鏡)でなく、
先日の休日スタイル(髪を下ろし、眼鏡無し)でもなく、
今日の彼女はお団子状に髪を結い上げ、眼鏡をしていない。
恐らく、プールだからだろうな。
雰囲気が全然違うからかなり驚いた。
……女って、怖ぇな。
車から降りて、美冬が呼びに行った。
「マジであの子可愛いな。学校の雰囲気と全然違うからバレないワケだ」
彬の言うことが何となく分かる気がする。



