「ってか、何でアイツの下着とか知ってんだ?」
「え?そりゃあ、体育の授業があるもん。着替えるでしょ」
なるほど……それでか…。
「あっ、諒くん」
「ん?」
美冬は俺に近づいて来た。……何だ?……急に。
すると、俺の耳元で…
「風果ちゃん、小柄だけど胸はちゃんと育ってるから楽しみにしててね?」
「ッ!!////////」
コイツはバカだ!!完全にアホだ!!
俺をおちょくる奴はマジで殺す!!
俺は真っ赤な顔で美冬を睨み付けた。
「諒、そんな顔で睨んでも説得力がねぇぞ?」
「うるせぇ!!」
クソッ!!このバカップルめ!!
結局、なんだかんだで俺はアイツ……南 風果と、
初めて“デート”する事となった。



