「莉子!!」



大声で叫びながら走って追いかけた



いくら走っても気づいてくれずに



立ち止まり声をふりしぼって



「大好きだかんなー!!」



そういった。



疲れきりその場に座り込んだ。



するとこっちに走ってくる



足音が聞こえる



顔を上げると



「莉子・・・」