「大変だなあー?はい」



「ありがとうございます。」



ポケットの中で携帯が鳴った



マネージャからだ・・・。



「はい、もしもし」



「あ、莉子?急遽仕事が入った。

迎えに行くから今どこだ?」



「え・・・。本当ですか・・・?」



「すまん。」



「学校です。」



「じゃあ迎えに行くから今から

10分後に、学校の正門で。」



「はい。」