あの日、言い忘れたこと。






ガチャ




「ゆーう」


その時だった、部屋の扉が開いて金髪男が入ってきた。


第一声は兄貴の名前。









「…………………………」

「「………………………」」



そりゃ、そうだよな。


私、初対面だし。


身知らずのオンナが、突然ダチの家にいて


そのダチと仲良く話してて…







なんだか、気まずい空気