素敵な恋愛を夢見てた


最初に好きになった相手は、小学校三年生の時にやってきた転入生。

運動神経がよくて、明るくてクラスの人気者だった。片思いをして…六年後やっと決心して告白した……




その返事は









「三番目の彼女でいいなら」







それからだっけ――




かっこいい男が苦手になったのは――






なのに……今もっとも苦手である身勝手な知らない男に……








もう私は夢であるということをすっかり忘れ、ただ泣き崩れた……