「誰か私のこと呼んだ?」 よだれをぬぐい、周りの顔を見渡す。 私の隣にいる親友の藍(あい)ちゃんが、口の端を指さして教えてくれたからの行為だったのだが目の前に居た男子には、ばっちりみられたみたいだ。 私の発した言葉に部屋が静まり返る。