「私が間違えたのかしら……いや……あいつが間違えたのかも……でも……」
女性は頭を抱えたままなにやらブツブツつぶやき、何か吹っ切れたように「しかたないわ」と顔を上げた。


「とりあえず、その格好でいられると困るから着替えてもらうわ。たしか私の服がここに…」

そう言っていつの間にか現れたクローゼットを探っている。

この人の服って…私が見た感じでは170センチほどありそう…そんな服あうわけないじゃない!


「あった!これこれ!これを着てちょうだい。さぁ早くしてよ。時間ないんだから!」


そういいながらあっと言う間に着替えさせてくれた。
胸元はやっぱり大きくあいていて、膝上…というか股より少し下ぐらいのワンピース。

「もう少し露出控えた服ないですかね…」
そんな私の言葉を無視して
「やっぱりぴったりだわ!小さい時の服ってとっておくべきね。」
と満足げにほほえむ。





まさか…中学生の時の服って言うんじゃないわよね…!