《新着メッセージはありません》 受信フォルダを見ても 問い合わせてみても 連絡はなかった 「なんやの、あいつ…どあほ」 机に突っ伏して 涙をこらえた 龍とは 小さい頃から一緒にいた いわゆる 幼なじみってやつ お互い 兄弟みたいだった でも いつの間にか うちは龍を 好きになっていた