恋綴り




「アメぇ!?…ぷっ、それだけで嬉しいのかあ、かわいいなあ、翔子は」


完全にバカにしている


「うるさいなあ!いいじゃんか!!」


「はいはい、よかったわねー」


すぐに興味がなくなると
雑誌に目を移した


「もう…すぐそうやって…」


ぶーっと膨れていると
誰が私を呼んだ



「長井さんている?」



後ろを振り向くと
そこには



















「き、しかわ…先輩?」