恋綴り





「り…ゅう…」



その場にうちは
泣き崩れた



「お願いや…目ぇ、覚まして…なあ、龍…!」



ガラス越しに龍へ声をかける



「絶対に死んだらあかんで。うち、死んだりしたら、龍を許さんで!!」


機械音だけが響いていた



「うち、一回も素直になれんかった…本当は






















龍が大好きやねん…」








神様、お願い





龍の笑顔を









もう一度見せて…―――