「それにしてもなんでそんな人達がココへ?」 たくさんの人に囲まれて困ってる様子を見ると 好きこのんでココへ来たんじゃないみたいだ。 「さぁな…っていうかこっち見てないか?」 大我に言われて振り向くと確かにこっちを見ていた。 だけど、僕と目が合った瞬間逸らされてしまった。 「ん〜…偶然じゃない? あの2人がわざわざこっち見るわけないよ」 そうだよな、と大我が頷いて僕たちは教室へ戻った。