ハル先輩のその声に和やかだった空気がサッと真剣な空気に変わる。


いきなりすぎる切り替えに僕は呆然とするばかり。
そして、みんなハル先輩の元へ集まった。


「まず始めに今回の任務は、集団強姦の犯人グループの特定および、制裁だ。


秋一。いままで起こった事件の詳細、分かるか?」


待ってましたとばかりに秋一先輩がパソコンを読み上げた。


「犯人達は、夜遅くに学校から帰る途中の女子高校生を中心に狙います。
また、複数での犯行のせいか友達と一緒にいても犯行におよびます。


犯行の手口は、気絶させどこかへ連れ去り、……………あんなことやこんなことをするようです。」


最後の一言にガクッとずっこけた。