さっきとは一転、暗い気持ちになりながら
第二音楽室の扉を開けた。



だけど、そこで待っていたのは


可愛いらしい女の子でもなく、



「どうしたのかね?
遅いじゃないか」



加齢臭の匂いが漂う

…学園長だった。