『蛍火/by.沃』


淡く燈(とも)った 恋心
儚く消え行く 乞心

鳴かぬが故に
鳴かぬが故に

「ボクはここにいます」と
暗闇の中 その想いをほんのり燈すのです

鳴けぬが故に
鳴けぬが故に

「ただ ボクだけを見て下さい」と
力の限りに輝いて見せ―‐

ねえ
ボクは少しでもキミの目に映っていますか?