こうして、 あっさりと、 俺の前から悪魔が消えた。 変な奴だった。 ただ、 今度来たときは、 思いきり、チキンサンドをご馳走してやろう。 外に出ると、 朝日がまぶしく俺に差し込んでくる。 「今日も、悪魔が落ちてきそうなくらい いい天気だな。」 そう呟いて、 俺は、今日も出勤する。