拾うな危険!


「・・・・・・」


絶句。




「誰?」

顔をしかめて、
シンは静かに聞いた。

払ったはずのところに、
さっきまでふよふよしていた
テルテルぼーずが いなかった。


「いててて。。。」


軽く頭をなでながら、
そいつはゆっくり
起き上がる。



「いってーよ。シン」
 
「な…なんだ…お前…」

背筋が
ゾクリと震える。