あした、晴れ~An enthusiastic kiss~

(ランチは明日だし……かけてみるか)

僕は昼休みに彼女の携帯に電話をかけてみる。数回の呼び出し音のあとあわてたような声が聞こえてきた。

「あっ、はい。」

「お昼休みにごめんね。忙しかったかな?」

「いいえ。カフェテリアがにぎやかで鳴ってるの気付くの遅くなっちゃって、すみません。」

「大丈夫。あのさ、今日買い物行くの?」

「あ、はい、そのつもりです。」

「荷物多くなると大変だろうから、一緒に行こうと思って。」

「いいんですか?」

「もちろん。ごちそうになるからね。」

「ありがとうございます。でも、今日の授業終わっちゃったのでお昼食べたら家に帰るんですよ。」

「そっか。僕は夕方まで授業あるから、それが終わったら家まで迎えに行くよ。それからでもかまわないかな?」

「はい。大丈夫です。」

「じゃあ、終わったら連絡いれるので。またあとで。」

「ありがとうございます。待ってますね。それじゃ。」


 携帯をポケットにしまって教室に戻ろうとすると、ミシェルとマックが近づいてきた。

「明日のランチ楽しみね?」

「そうだね。」

「ユイの料理は最高だよ。きっとリツも魅せられるね。」

「楽しみにしてるよ。夕方彼女の買い物に付き合うんだ。」

「そうなの??ふふっ、ついでにデートしちゃえばいいのに♪」

「そんなの急すぎて、彼女も困るでしょう。」

「そんなことないさ。リツのお誘いなら喜ぶんじゃないのか?」

「いやいや。」


 僕は話を終わらせて席に戻った。