超マジメ彼氏と超ワガママ彼女の恋愛事情




商品を受け取り、窓際の席に座った。


村上さんもハンバーガーのセットを頼んでる。



「どうぞ?」


「あ、ありがとうございます……いただきます……」



カフェオレにストローを挿し、チーズバーガーを手に取った。



「実はさ、俺も腹減っちゃって」



村上さんそう言って、ハンバーガーを一口食べた。



「えっ?そうなんですか?」


「うん。さっきあんまり食えなかったからさ」


「同じです」


「優月ちゃん、ほとんど食べてなかったもんね」



「はい……」



私はチーズバーガーを食べ始める。


あぁ、大食い女だと思われてなくて良かった。