「神崎さん?」
「なに?」
「隣、座っていい?」
「あ、うん……」
成宮がベッドから降りて、私の隣に座って来た。
豆電だけの薄暗い部屋。
隣にいるのは成宮なのに……。
胸が痛いくらいドキドキしていた。
「神崎さん、あ、あのさぁ……」
「ん?」
「今日だけって言わずにさぁ……。ここにずっといればいいよ?」
「はい?」
私は成宮を見た。
薄暗い部屋の中なのに、目が慣れてきたのか成宮の顔がハッキリとわかる。
「また条件付きでいいからさ……。神崎さんが出て行きたくなるまででいいから……」
「成宮……」
「……って、やっぱり迷惑だよね?ゴメン……」
成宮はそう言ってクスリと笑った。



