「ねぇ?成宮?」
「ん?」
成宮も起きてたんだ。
私は体を起こして布団の上に座る。
「眠れない?」
成宮の問い掛けにコクンと頷く。
「コーヒーでも淹れようか?それとも紅茶がいい?」
成宮はそう言って、ベッドから体を起こすとベッドの縁に座った。
「いらない……」
何?この変な緊張感は。
何で私、ドキドキしてんの?
「あ、あのさぁ……」
「ん?」
「友田、さん……」
「友田さん?……あぁ、高校の後輩の子?」
「うん」
「友田さんがどうかしたの?」
「付き合ったの?」
てか、私、今さら何聞いてんだろ……。
友田さんのことなんて聞いてどうすんのよ。
「付き合ってないよ?」
「そうなんだ」
成宮の答えを聞いてホッとした私がいた。
「告白はされたけどね」
成宮はそう言ってクスリと笑った。



