「じゃあ、私そろそろ……」
あんなこと言っちゃったし、もうここにいる理由はない。
あぁ……これからどうしようかなぁ……。
とりあえず今日はネカフェかな。
「送って行くよ」
「い、いい!」
「買い物があるから俺も出掛けようと思ってたから……だから、ついでに……」
「いいって!」
「ホテル取ってるの?」
「ま、まぁ……」
「どこ?」
「えっ……えっと……」
まさか今さら嘘とか言えないよ……。
「駅前?」
「そうなんだ。買い物、駅前まで行こうと思ってたから……」
「だから!いいって!」
私はそう叫ぶように言った。
ビックリした顔をして目を丸くする成宮。
そのあと、成宮は優しい笑顔を私に向けた。



