「…………わかった」 成宮は顔を上げてそう言った。 えっ?マジ? ちょーラッキーじゃん。 「でも明日でもいい?」 「丸写しさせてくれるなら明日でもいいけど?」 「明日、神崎さんちの最寄の駅まで持って行くよ。10時くらいでいいかな?」 「うん」 心の中はニヤニヤが止まらなかった。 こういう時って、真面目で頭の良い彼氏がいると便利だよね。 まぁ、成宮は期間限定な彼氏で本当の彼氏ではないけどね。