待ち合わせ場所の噴水のところから、こちらに手を振る2人組を発見!
彩香と静香さんだ!
私は急ぎ足で2人の側まで急ぐ。
「こんばんはー!」
「こんばんは」
私が挨拶すると静香さんが優しい笑顔で挨拶してくれた。
眩しすぎるくらい美人の静香さん。
「優月、いつもと違うねぇ」
そう言ったのは彩香。
「彩香だって」
彩香も今日はいつもと違って大人っぽい。
「優月ちゃん、変なことお願いしてゴメンね」
「とんでもないです!」
静香さんのお願いなんて断われるわけないじゃない。
「ありがとう!」
「いえ」
私は静香さんに思いっきり笑顔を見せた。



