「お前……」
大和もビックリした顔をしている。
やっぱり知り合い?
黒髪も大和を見て驚いてる。
「てめぇら、何やってんだよ!」
ビックリした顔から眉間にシワを寄せて叱りつける大和。
「スミマセン……」
大人しく謝る金髪と黒髪。
「お前らさぁ、約束したよな?もう悪さはしないって」
大和の言葉に俯く2人。
「この事は兄貴に言うから」
「それだけは勘弁して下さいよ!」
2人が顔を上げて大和を見る。
「うるせぇ!もう、いいわ。お前ら帰れ」
2人は大和の言葉に逃げるようにして帰って行った。
あっ!成宮!
私は大和の脇をすり抜けてトイレの中に入る。
床に大の字に転がっている成宮がいた。



