†遥恋†


「なに?」


『華澄ってメイクとかしてる?』


「いや…バリバリ素っぴんだけどなんで?」


『いやメイクしたらもっとかわいくなるのに…』


「いいよ別に…」


『うちがやだ。』


愛生はゴソゴソとバックの中から大量にメイク道具を出した。


「まさかメイクするつもり!?」


『うん。あたりまえじゃん♪』