†遥恋†


『氷河の奴らが乗り込んで来たんだ。』


「あ、お兄ちゃん!」


『馬鹿!まだ出るんじゃねぇ!!』


「え?」


『あれぇ~可愛い娘見っけ♪』


『華澄、お前なんでここに…』


「だってお兄ちゃんが帰ってこないから心配で…」


『心配でって…ごめんな。』


『あぁ、この娘お前の妹ちゃんなわけ?』


『お前には関係ない。』


『どーたろね。』


男の人があたしに向かって走ってくる。