こちらミクモ探偵事務所5




「取り敢えず、みどりさんはこんな感じか」

「そうっぽいね。嘘吐いてるような感じじゃなかったし」

場所は変わって一回の廊下。
この主人である信夫が一回の応接間にいると聞き、三人は移動してきた。

「今頃信夫さんも大変だろうね」

「秘書が殺人の被害者か。色々と不便になるな」

「おじさん、ああ見えて繊細な人だからな。今頃ボロボロ泣いてそうだな」

各々意見を述べる。
しかし、ここで話していても意味がない。
恵一がドアを叩こうと一歩踏み出たその時。

「――いい加減にしてよ!!」

女性の金切り声が聞こえてきた。
あまりの迫力に、三人は固まる。
そして彼らはドアに耳を付けた。