教室に着くと
俊は黒板に
落書きをしながら待ってた。


「俊っ
待たせてごめんね。」


「全然平気!
それより用事って
なんだったの?」


「えーっと・・・」


まさか
れいなちゃんに
宣戦布告されてたなんて
言えないよね・・・


「ちょっ・・・
ちょっとれいなちゃんと
お話しててっ!」


「もう藤崎と
仲良くなったんだ?
女子って
そうゆうの早いよな~」


「そっ・・・
そろそろ帰ろっか?」


笑顔が
引つりそうになるのを
抑えながら教室を出た。