「美穂ー!!
俊に頼んできたよー!」


「ほんとに!?
ありがと香奈!
ほんと大好きー!!」


そう言って
いつもよりもテンションの高い
美穂が抱きついてきた。


「あたしも大好き~!!」


「じゃああたし・・・
メイク直してくる!!」


美穂は私からパッと離れると
メイクを直しに
トイレまで走っていった。


美穂・・・
ほんとに悠斗くんのことが
好きなんだなー。


あんなに張り切ってる
美穂なんて
久しぶりに見た。