短編 小さな恋物語




「祐介。今度生まれ変わって来る時は、私みたいに後悔しないでよ…」





空に向かってそう呟いた私には、



「うん。君もね。…僕の分まで楽しんで。」



そう言って笑う君の姿が見えたような気がした。