歩行器を置いて、佐藤さんのところへ戻ろうとした時、リハ室の入口にいる見知った顔に気がついた。
「木村さんこんにちは」
そこに居たのは、外来で担当している木村さんだった。
「木村さんこちらへどうぞ」
まず木村さんを治療ベッドへと案内し、ホットパックを準備しに向かった。
そして、佐藤さんの送迎を頼もうと学生へと声をかけた。
「学生さん、ちょっといい?私は外来対応するから、佐藤さんを病室まで送ってもらっていいかな?移乗は自立だから、ベッドサイドに車椅子寄せるだけで大丈夫」
早口で佐藤さんを頼んで、介助量の説明もした。
もちろん学生が断る訳もなく、すぐに佐藤さんを送ってくれた。
そのおかげで木村さんを待たせる事もなくスムーズに対応ができたと、良いことだと捉えていた。
「木村さんこんにちは」
そこに居たのは、外来で担当している木村さんだった。
「木村さんこちらへどうぞ」
まず木村さんを治療ベッドへと案内し、ホットパックを準備しに向かった。
そして、佐藤さんの送迎を頼もうと学生へと声をかけた。
「学生さん、ちょっといい?私は外来対応するから、佐藤さんを病室まで送ってもらっていいかな?移乗は自立だから、ベッドサイドに車椅子寄せるだけで大丈夫」
早口で佐藤さんを頼んで、介助量の説明もした。
もちろん学生が断る訳もなく、すぐに佐藤さんを送ってくれた。
そのおかげで木村さんを待たせる事もなくスムーズに対応ができたと、良いことだと捉えていた。