「おはようございます!!」

「うん、おはよう!」

何回も何回もあたしは女の子達に言っている。

仕方が無い。だってこの学校の王子だから。

なんで王子なのかは分からない。

でも、いつからか王子と呼ばれてた。

そんな事を言われたら少し罪悪感が生まれる。

本当は女の子なのに。


~♪~♪~♪~

その時、ケータイが鳴った。