君想い


「凛、本当にごめんね」
「いいよ」
「ありがとね、いろいろと」
「明日から、迎えに行くから。」
「いいよ!迷惑かけたくない!」
「そんな事考えなくていいから!!」
「でも・・・・」
「期末テスト近いんだから、これ以上怪我がひどくなったら困るから」
「う、ごめんね。じゃあお願いします。」
「大丈夫、じゃあ帰ろう?」
「うん。」

私が美紅を守んなきゃ、私がこの事を解決しなくちゃ。

「あ、美紅ちゃん大丈夫?」
「うん、心配掛けてごめんね」
「ううん、お大事に。」
「うん」
「凛、俺も行く。」
「大丈夫!こー見えて、ボクシング習ってるから力には自信ある。」
「そーゆー問題じゃない」
「じゃあ、お願い」
「おう」