「………………っっ……」

心の中で瑠奈に謝ってから俺は、

首筋に牙をたて、血をすすった。








「おっと……って、なんだ。瑠奈
と瑠樹かよ」

―――途中、兄貴の瑠依(ルイ)が
帰ってきたようだったが、
俺は気にせず、
瑠奈の血をすすり続けた。