「…………」 「華菜?アイツもいいって言った ことだし、行こう?…な?」 「―ごめん、廉。離して」 「……えっ?」 「離してって言ってるの!!」 「華菜っ……」 肩に置いてあった廉の手を バシッと振りほどき、 あたしは走って教室を出た。 ―――ルキは今日、 校内で血を吸わないで、 家に帰る。 ………だって、 あたしがいないから。 よくわかんないけどルキは 昔から絶対に、 1人で吸血行為はしない。 だから……吸わないで帰るから、 急げば間に合うはず!!