「―――人間をヴァンパイアにし たら、その相手と、国に帰らなき ゃならなくなる。登録したり、人 間界での記憶をいじったり、しな ければならないからな。家族や友 達と、…恐らく一生、会えなくな る。彼女が嫌がるなら、出来れば したくない」 「……………」 「それでも…それでも俺は、人間 に恋をした」 ―――え…。 「俺、華菜が好きだ」