「それより瑠樹、大丈夫かな?」 「大丈夫そうじゃなかったら、俺 の血やるから」 「うん」 ―――ヴァンパイアの 恐ろしいところは、 “血”なら、 身内はもちろん、 同性の血でも大丈夫… ………というところ… なのかもしれないな…。 時々…瑠依は、 そう思うことがあった。