「教え子にカワイイ子がいたりしてね。アンタの大学にイケメンが大勢いるようにさ」 「……何が言いたいの?」 「別に~。でもね、離れているとなんだかんだと隠し事は増えるものよ」 ほっぺを膨らませるあたしに、オネエは外人さんみたいに両手を広げた。 それにむっとして、仕返しを繰り出す。 「オネエはどうなの? 恋人とかさ、いるわけ?」 「ケンカ売ってんの? アンタ」 「最初に売ってきたのはオネエですぅ~」 「アタシも遠距離恋愛中よ」 「げ? マジで?」 「げ、って何よ」