「アンタ、ちょっと飲んで来たでしょ」


「え? 分かる?」


「未成年でしょ、まだ」


「仕方ないじゃん。サークルの飲み会だったんだもん」


「あら、サークルに入ったの?」


「うん。あ、そうそう、イケメンで優しい先輩がいるよ」


「あら」



案の定、オネエの目が輝いた。