「ね……ハル兄、」 「ん?」 「もしかして、やきもちやいてくれてる?」 「……!」 目を丸くしたハル兄を、くすくすと笑う。 年上で、あたしをすっぽりと包んでしまうくらい大きくて、大人なのに。 目の前にいる人が、可愛くて仕方がなくなる。 「あー、図星だ?」 思わずからかってしまうと、 「おま……このっ」 ぎゅっと抱き締められて、またまたくすぐり攻撃を受けた。