「そっかー、村瀬となぁ」 ぐりぐりぐりぐりっ……。 「あ、あの……ハル兄?」 手のひらに、だんだん力が入ってきてるんですけど? 「……くそ、村瀬のやつ、どさくさに紛れやがって……。いやでも、それがなかったら助かってなかったわけで……※▽□……」 もにょもにょと一人ごちるハル兄は、 腑に落ちないって表情をしながらも、納得しようと頑張っている感じだ。 そんなハル兄を見ていると、胸の中があったかくなっていく。